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胃内視鏡検査

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Gastoroscopy

胃内視鏡検査(胃カメラ検査)

 

胃や腸の内壁を検査する方法として「内視鏡検査」がありますが、どのような検査かよくわからないという方もいらっしゃるでしょう。
また、体の内部に内視鏡を入れることから「なんだか怖そう・・」というイメージを持つ方も多いです。

自覚症状のない胃がん

胃がんは自覚症状が少なく、かなり進行しても無症状の場合もあります。

胃がんは胃内視鏡検査でほぼ防ぐことが可能です

胃がんを引き起こす原因の90%はピロリ菌です。
ピロリ菌に感染すると胃粘膜が炎症を起こし、胃の痛みや不快感、嘔気を伴う慢性胃炎や萎縮性胃炎と呼ばれる状態へ進んでいきます。
この萎縮性胃炎は「前がん状態」と言われ、胃がんの発症リスクが非常に高い状態です。
そして日本人の胃がんの99%にピロリ菌が関与していることがわかってきました。
胃がんの発症を防ぐ意味でも、ピロリ菌の除菌が推奨されるのです。
 

当院の胃内視鏡検査(胃カメラ検査)の特徴

当院での胃内視鏡検査は細径スコープ(直径6㎜)を使用しています。痛い、苦しいなどのイメージを持たれがちですが、当院では苦痛を伴わないように様々な工夫をしながら検査を行っております。
胃内視鏡検査は、しっかり麻酔を効かせたかどうかで痛みの差が出てきます。
当院では時間をかけて麻酔が粘膜に広がるようにしていますので、痛いと訴えられる方はほとんどいません。痛みを伴うのは、麻酔が効いていない状態で次々と検査を進めてしまうからです。また、挿入時にもコツがあり、つらくない角度や苦痛のない体勢をつくることで苦痛を感じたり、えずいたりすることがなくなります。
嘔吐反射が強く、どうしても胃カメラが苦手という方は経鼻内視鏡がおすすめです。舌根部に内視鏡が触れないため嘔吐反射が少なく抑えられ、個人差はありますが苦痛をあまり感じずに検査を受けることができます。

どんな時に胃内視鏡検査を受けたらいいの?

✔ みぞおちが痛い、張る、ムカムカする、重い
✔ 吐き気や嘔吐が続く
✔ 酸っぱい水が上がってくる、胸やけがする、喉の違和感、胸のつかえ感がある
✔ 食欲がない、体重が減った
✔ 便が黒っぽい、貧血症状がある
✔ 健診の胃バリウム検査で精密検査が必要といわれた
✔ 胃の中にピロリ菌がいるといわれた
✔ 40歳以上で一度も胃カメラ検査をしたことがない方
 
上記の症状でお悩みの方は胃内視鏡検査をお勧めします。

胃内視鏡検査の流れ

まず、胃カメラ検査を受ける日時を決定(予約)します。

診察後の予約となります。

検査までの準備と注意事項

前日は午後9時までにいつもより少し軽めの食事をとってください。

検査前

入れ歯や取り外せる差し歯のある方は外していただきます。

検査中

左横向きになり、両膝を曲げた姿勢で行います。

検査後の注意事項

検査後約1時間(鼻腔、喉の麻酔が切れるまで)は絶食です。その後まず水分を摂取していただき、ムセがなければ食事をとっていただいて結構です。

当院の胃内視鏡検査内訳
  2022 2021 2020 2019

胃内視鏡件数

1406

1469 1461 1602

胃がん数

12

22 16 23

胃がん率(%)

0.85

1.50 1.09 1.44

内視鏡治療数

6

13 11 12

外科手術数

5

8 5 8

非手術数

1

1 0 3

胃内視鏡検査料金

  1割負担 3割負担 自費診療
検査(胃カメラ)のみ 約1,500円 約4,500円 約15,000円
検査+病理組織検査 約3,000円 約9,000円 約30,000円
検査+ピロリ菌検査(尿素呼気試験) 約3,500円 約10,500円 約35,000円
検査+病理組織検査+ピロリ菌検査(尿素呼気試験) 約6,000円 約18,000円 約60,000円